こんにちは。
今回は、いろいろな社員がいるというのをより知っていただきたく、採用とは全く関係のないお話しとして、映画好きの社員にブログを書いてもらいました!
さて、ディズニーの大人気キャラクターと日本の代表的なキャラクターをクロスさせる、「くまプーさんとドラえもんは似ている」をテーマに話をすすめます。
まずもってくまのプーさんとドラえもんを知らない方はいらっしゃらないと思いますので、その辺の説明は割愛させていただきます。
早速「似ている」とはどういうことなのかについてお話しできればと思いますが、似ているというのは容姿という意味ではありません。
黄色と青、半裸と全裸、動物としてもくまとねこと、似ても似つかないキャラクターなのはわかっています。
それでもこの二つのキャラクター、いや、むしろ作品はすごく似ていると思うのです。
くまのプーさんは、少年クリストファー・ロビンが子供のころに一緒に遊んだ友人として登場します。
プーさんは穏やかでいつも一定、「ボクは何もしないことをし続けるよ」というような牧歌的な造形です。
プーさんはクリストファーにとって幼年期の象徴です。
何もしなくてもいいとされる幼い子供。
クリストファーはプーさんと遊びながら、しかし最終的にはプーさん=幼年期を卒業して少年、成年へと成長していくのです。
そしてドラえもん。
彼は主人公のび太を助けるために未来から来たロボットです。
踏んだり蹴ったりで頼りないのび太を支え、自立させていくことが目的。
つまりこれもまた、のび太にとってはドラえもんから卒業することが成長になるのです。
どちらにも共通するのは
・幼年期の象徴としてキャラクターという具現化を行っている
・そのキャラクターと別れることこそが、人としての成長に不可欠である
ということ。
そう考えるとどうしても、この二つの作品は似ているなと思うのです。
付け加えるとするなら、
ドラえもんは現在を時制として置いているのに対し、
くまのプーさんは大人になったクリストファーが回顧録として自分の少年期を振り返っているという、視点の違いがあるかと思います。
何の参考にもならない自己満足コラムでしたが、こうして世の中にあるものの共通点を探すのは面白い試みです。
正解・不正解もないですし。
ちなみにこのように、異なる事柄を要約し共通項を見つけるような思考を”コンセプチュアルシンキング”と呼んだりします。
これは仕事に活かせますよ!
というわけで今回はおしまいです。
他のテーマについてのブログも掲載を予定しておりますので、お楽しみに!